生口島 観音山(2019.3.31)-芸予諸島山巡り[6/6]
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☆期日/天気/山行形式: 2019年3月31日/ 晴/ 市中ホテルベース山巡りの六日目 |
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![]() 生口島 観音山の展望 (画像をクリックすると拡大) |
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<行動時間> 宿舎-三原港[7:40]=(旅客船瀬戸田行 820円)=[8:08]瀬戸田港=(タクシー 1990円=[8:20]登山口(8:25)-小休止(el.375 8:55/9:00)-水場(9:07)-観音堂・東屋・三角点(9:15/30)-観音山頂上(野外ベンチ 9:36)-454m峰(10:05/08)-伊豆里峠上展望地(10:26/45)-伊豆里峠(10:46)-車道(10:58)-福田入口(11:33)-耕三寺(12:00/05)-(12:18)瀬戸田港[12:55]=(定期船三原行 820円)=[13:27]三原港-(13:45)三原駅[13:55]=(山陽本線 )=[14:27]福山-福山城-福山駅[16:11]=(ヒカリ586号新大阪行)=[17:10]新神戸[17:29]=(ヒカリ#478 東京行)=[20:22]新横浜[20:39]=(市営地下鉄)=あざみ野=(東急線=[21:14]宮崎台 ☆ルートの概況 この日はひと山登ったあと長駆して川崎の家に帰えらなければなりません。 限られたる時間の範囲内でゆっくり焦らずに山を歩きたいと思ったので前夜三原に泊まってアプローチを短縮しました。 |
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三原港と生口島瀬戸田港の間には毎日20便近くの船便が運行されています。 三原港から出ている定期船は左のような双胴の高速船でした。 半世紀を越える大昔、香川県の直島から小豆島の親指岳に2度ほど行きました。 この頃瀬戸内の島々を結んでいたのは焼玉エンジンの音をポンポン響かせて走る木造船でした。 甲板に出て潮風に当たりながらのんびり船旅をしたことを思い出しました。 |
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生口島の島内の移動に使いたかったコミュニティーバスが週末には都合の良い時間に運行されないことが分かりました。 タクシーを探してみたら島内に一社だけあるのを見つけたので前夜電話で確認し、到着予定時間を知らせていました。 予告より10分ほど遅れて瀬戸田港に着きましたが、迎えに出ていてくれたので手早く山に向かうことができました。 ドライバーにあれこれ島の様子を聞いているうちに着いた登山口は山の中腹(230mほど)で、数台の車を停められる位の広場に面して地元消防団が立てた "山火事予防" の大きな看板が立っていました。 |
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登山道は丁寧に整備された幅の広い道で至って歩きやすいものでした。 前日は荒れ模様の天気でしたが一夜明けてすっかり落ち着き、気持ちのよいお山散歩となりました。 |
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登山口から高距で50m ほど登ったところに平らな広場がありました。 山の麓から登ってくればちょうどよい休み場になると思いました。 こちらは、インチキアプローチをしたせいでまだ歩き出したばかり。 写真を撮っただけで通過し、右手へ折り返す様に登り続けました。 |
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斜面を斜めに登ってゆくと前方の林の下に海が見えてきました。 山の下の海岸にはサンセットビーチの建物と思われました。 |
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赤松林に日があたって清々しい雰囲気です。 |
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小尾根の背に上がって左へ曲がる所にまた平坦な広場があり、短時間の休憩をしました。 |
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尾根の右側に入って緩やかに進むと左のような石垣があり、石垣の中ほどの袂に井戸のような丸い穴がありました。 昔の見張り番所(あるいは山城)の水の手だったようですが落ち葉が詰まり、水も涸れていました。 |
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やがて行く手が明るくなり、尾根の背に立っている東屋の屋根が見えてきました。 |
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右手を見ると海の向かい側の大三島が間近でした。 右寄りに見える小さな島は "ひょっこりひょうたん島" のモデルになった瓢箪島のようです。 |
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登り着いた尾根の背には左のような東屋が立っていました。 一段下には参籠所とでも言える小屋と、観音堂があり、お堂の中には如意輪観音の石像が祀られていました。 どちらも内部は綺麗に掃除され、観音像には花も供えられていました。 |
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観音堂の右脇に立つと大三島から伯方島へのしまなみ海道の列島が一望でした。 またお堂の左側に出るとページ冒頭のパノラマ写真のような眺めが見られました。 |
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東屋の後ろから一段上がる所に一対の灯籠が立っていて、その手前に立っている道標に取り付けられた腕木に、"←垂水 1.5Km | 萩 1.3Km→"、及び "頂上へ100m" という表示が記されています。 灯籠の後ろ側、頂上寄りに大きな鐘を吊った東屋がありました。 昔、ここで見張っていて何らかの異変があった時は、この鐘をついて知らせたのかも知れません。 |
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"頂上" には三角点標石がありましたがなぜか国土地理院の白杭が引き抜かれ、横においてあります。 ウエブで最新の国土地理院 1/25000 地形図をチェックしてみたら、470m の等高線に囲まれているこの地点は、この山の最高点ではあるのですが三角点マークが書き込まれていません。 |
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伊豆里峠へ向かって尾根を伝わってゆくと暖地林の間を穏やかに上下して行くようになり、なかなか良い気分です。 右横に林の隙間があって山の下を通っているしまなみ海道の道路や海の向い側の伯方島が見えました。 |
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地形図に454m と記されている所は穏やかな高みになっていて広場の端に赤塗杭が添えられた石標、その向かい側に野外ベンチが置かれていました。 |
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濃密な暖地林の間をまっすぐ下ってゆくようになりました。 |
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尾根が痩せ、やや急になったせいで前方の見通しがきくようになりました。 |
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道が左手に曲がり、前方が開けましたが先の方に大規模な崩壊があって進んで行けそうもありません。 困ったぞと、まわりを見回したら右下の藪の隙間を折れ下ってゆく踏み跡が見つかり、ここを通って峠の鞍部に続く尾根の背に戻りました。 |
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やがて伊豆里峠近くの展望広場に出ました。 峠の向かい側の山肌の所々に山桜が咲いていて、とても綺麗です。 |
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鞍部南側の斜面は急で、山の麓をしまなみ海道が通っています。 海の向こうには因島から伯方島の間にある数多くの小島が並んでいます。 |
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左手、北側の瀬戸田方面は地形がなだらかで、写真のように緩やかで長い谷になっています。 谷の出口の先の遠くに見えているのは本土の三原から尾道の背後にある丘陵のようです。 |
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広場でしばらく休んだあと下山にかかりました。 峠の鞍部には道標が立っていて、"福田 2.0Km" と記した腕木が左に向けて取り付けてありました。 |
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福田に向かって下り始めた所に耕作放棄になっている果樹園がありました。 |
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間もなく伊豆里トンネルの道路と出合いました。 |
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緩やかな谷は下ってゆくにつれて次第に開け、柑橘類の果樹園に覆われている両側の斜面を眺めながら進むようになりました。 この島は国内最大のレモンの産地だそうです。 以前、貿易自由化で国内産のレモンは輸入レモンに負けてしまうのではないかと言われていたのが、輸入品に防カビ剤が使われていることが分かって国内産の安全性が評価され、かえって需要が増えたのだとか ...。 |
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GPS を使い慣れたお蔭で山の中のナビゲーションはかなり的確に行えるようになりましたが、それと裏腹に里道の分岐の選択を難しいと感じる様になりました。 迷い迷い進んでようやく瀬戸田の集落に入ると結構賑わっていて通りを若いカップルや家族連れが歩いています。 道の左側にお城のような建物が見えてきたので駐車場の入口にいたおばさんに尋ねてみたら耕三寺です、という返事。 この島から出ていって事業に成功した人が母親を供養するため建立した寺だそうです。 |
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耕三寺は 「西の日光」 として観光客招致の宣伝をした結果、このあたりのパワースポットとして知られるようになり、門前にしおまち商店街が整備されたのだそうです。 山門の中に入って様子を見たところでは、少々人工の度が過ぎ、チャイナムードだなぁと思いましたが、とても綺麗に整備されていました。 |
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懐かしい雰囲気の門前町を通り抜けて瀬戸田港に着きました。 老舗旅館の前の広場に文化11年(1814年)に建てられた常夜灯がありました。 港に面した土産屋に入って "しまなみウドン" を食べ、午後の早い時間の船に乗って三原に戻りました。 |
☆ルートの詳細 ![]() ![]() (左の画像をクリックすると 大きな元図が表示されます) ★GPS軌跡の記録と地点位置の補正 は Android アプリ 山旅ロガーと 地図ロイド。 ルートマップの作図には Windows 山岳展望アプリカシミール3D。 ベース地形図は国土地理院新版 淡色レベル16 を使用しました。 ルートの詳細を伝えるため元図 は大きなサイズになっています。 ダウンロードしたら適宜縮小するか 要所を切り出して印刷、利用して ください。 縦横比は維持していますが縮尺は 不明です。 国土地理院の紙地図と 照合してください ★上の地図の GPS 軌跡と地点マーク 情報をまとめて ZIP 圧縮したもの。 解凍するとそれぞれの kml ファイル が得られます。 Google maps に読み込むなどして 利用してください。
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☆おわりに |
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