<<The YsNet Home LAN>>
The diagram shown below has been revised to reflect changes of line connection
and components introduced after former one was drew about fifteen months
ago.
今年の2月に我が家のホーム LAN ダイアグラム(22 feb.,2005)を改訂し、それまでの1年半足らずの間に導入された B フレッツ光ファイバー、自作64bit 機オーディオストリーミング専用機、ノート用CPU応用冷静ミッドタワーPC、メインノート
PC の更新などを反映させましたが、最近、家族がノートPCを更新したので一部改訂をしました。
このほか、テスト専用機として "冷静2号機" を自作し、随時稼動しているのですが、常時LANに接続稼動してはいないので省略しました。
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YsNet に接続している各PCの概要
(上図内の位置と下表内の位置は互に対応している) |
不法アクセスからサイトを守るため、NAT/IPマスカレード ファイアウォール機能を備えたワイヤレスルータを使ってADSL専用回線と接続している。 |
A4-size note PC:
Sony VAIO-PCG160(Win98SE, Mobile Celeron 550MHz+64Mbyte
memory) -主に地域活動に関係する文書の作成などに使われている。
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B5 sub-note PC:
IBM S-30 2639-4WJ(Win2000pro, Mobile Pen-tium III
600MHz+196Mbyte) - 20Gbyte の内蔵 HDDはリカバリー用の隠しパーティションに一部を割かれていることもあって私流安全対策を仕込むのには容量が不足したので 40Gbyte HDに換装した。 |
A4-size note PC:
Gateway 4024JP (WinXP,Celeron M#360 1.4GHz, 256MB memory,
40GB HDD) -Internet アクセス用。
最近,娘が更新した。 驚くほど安価だがソコソコ使い物になりそうだ。
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A4-file size desk note PC:
IBM T42 2373 4BI(PentiumM 735(1.7GHz) +1Gbyte) -補助のワークステーションとしてHP作成などに使用していた東芝
Dynabook(PIII) の老朽化が著しかったのでIBM社の直販で購入して更新した。
中国 Renovo に吸収されてしまう前のオリジナル IBM ノートを持って置きたいとも思ったからだ。
CPUの速さもソコソコだが、ディスプレイがSXGA+(1400x1050) で、 メインのデスクトップ機達(SXGA)よりハイレゾなのが特徴だ。
家で使う時には写真のように Happy Hacking のミニキーボードと Logitec のワイヤレスマウスを繋ぎ、デスクトップ並みの使い勝手にしている。
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Full Tower PC:
EPSON BTO PC (Athlon 900MHz, Win2000pro)
-大形ミッドタワー形デスクトップPCだが設置上の都合で外付無線アダプター経由LAN に接続。 主に Internet アクセス用。
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AV 専用Athlon 64 Tower PC:
LPレコードのデジタル録音専用機としてASUS 440BX マザーボード(PIII 800MHz)
ベースの自作PCを充当していたがハード/ソフト両面で力不足のため更新した。
Athlon64 2800+/ 512Mbyte/ nForce3。 OSは、WndowsXPで内蔵HDは160Gbyte×2、最新モデルのマルチフォーマットDVD/CD ドライブ+サブのCDドライブ、マルチメモリーカードアダプター付きFD、バックアップとデータ交換用にリムーバブルハードディスクユニット (ATA66&100) を持つ重装備AV用PCだ。
OSは Windows XP Home Edition (SP2) だが自動クロックダウン制御ソフトを仕込んで低発熱・静粛にしてある。 |
Old Subnote PC:
Toshiba Dynabook SS3330 (Win98 Celeron 333MHz+64Mbyte)
-古い Dynabook サブノート機の内蔵 MoDem に目をつけ、FAXソフトを仕込んで TA-ISDN 回線に繋ぎ、FAXサーバに仕立てた。
常時は休眠しているが呼び出しが掛かると Wake on Call 機能で動き出し、相手 FAX
の再呼び出しに応答するようにしてある。
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Linux テスト用 DIY PC:
ソケット370 マイクロATX マザーボードで組んだコンパクト形自作機(Cerelon 1GHz+ 384Mbyte)
で、TurboLinux 8W がリリースされた時にその専用機として自作した。
2003年10月末に TuboLinux が10 Desktop にアップデートされた時には直ちに更新した。
samba の設定では二度目の苦労をしたが LAN 接続完成後の使用感は快適で、GUI(KDE3) の機能・安定性のほか、オフイス作業用をはじめとする各種のアプリケーションが大幅に改善されたことを確認した。
Windows 機全廃とまでは行かずとも、ほとんどのPCを Linux に転換しても不自由はしなさそうだと感じている。
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Cool & Quiet PC for Daily Task:
デジタルオーディオ用PCのリストラで役割を失った旧自作PCは、タップリ余裕のあるミッドタワーケースに、新型のスーパーマルチ・オプチカル・ドライブ+SCSI
CD/PDドライブ、マルチフォーマットメモリーカードアダプターと潤沢な周辺機器を搭載していたがCPUとOS(WinMe) が弱体だった。
Mobile Athlon XP-M 2600+ CPU を搭載したVIA KT880 チップセットマザーボードに換装し、Windows
2000pro をインストールして換骨奪胎。 バリバリの新鋭機に生まれ変わった。
稼動成績が期待を大幅に上回り、低発熱・静粛・高信頼だったため、日常作業用のメインワークステーションに格上げした。
フィルムスキャナ(SCSI)とUSB接続の A4 フラットベッドスキャナ(2400dpi) も繋ぎ、デジカメ接続のセットアップも行い、ホームページのメンテナンスに欠かせない静止画像処理もすべてここで行えるようにした。
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コンパクト デスクトップ機:
トヨムラ ベアーボーンキットベースの半自作機(Win2000pro, Celeron 1GHz+256Mbyte)。
小形だが発熱が少なく、静かで、安定性も抜群なため、EPSON のインクジェット・カラープリンター(Centronics) と、Canon
のレーザプリンター(USB) を繋いで常時パワーオン状態を保ち、我がホームLANのプリンター・サーバの役割を担っている。
データバックアップ用の USB2 外付HD ユニット(160Gbyte) とともにあらゆるユーザーデータと各PCのシステムイメージを保有し、バックアップ用ファイルサーバとしても重要な役割を負っている。
最近稼動し始めた CoolPC が日常作業を受け持つようになり、その分負担が軽くなった。
不要になったアプリケーションのアンインストールをは徐々に行い、守備範囲を絞って行く積りである。
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3台の DIY 自作PC の外観
(3 Home Made PCs)
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左から右へ
Athlon 64 AV専用機、
TurboLinux 10 Desktop機、
低発熱静粛ワークステーション
From left to right
Athlon 64 Audio-Video PC,
Linux Workstation PC
Mobile Athlon XP-M CoolPC
More English explanation
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一番大きな変化は、BTO機を家族に払い下げたあと、実働しているデスクトップPCのすべてが自作機になった事です。
さらにその半分の CPU がこの半年あまりの間に Intel から AMD Athlon に代わりました。
熱くなる割には早くないと、悪評さくさくの Intel Prescott を回避しつつ、旧式化したソケット370機のリプレイスを進めた結果です。
旧型機もそれぞれに限定した役割を与え、より高速になったLANを介したクリップボード転送などで緊密にリンクすれば十分な処理能力が得られ、非常に快適なパーソナルコンピューティング環境が保たれます。
デジカメやスキャナーの画像データなどで保有するデータのサイズは増加の一途を辿っているのですが大き目のケースを使って組んだ自作機は、ハード的にもソフト的にも中身が良く把握されていることと、内部に十分なスペースの余裕があるので、必要に応じて随時、ハードディスクや
CPU などの換装/増設などができ、メーカ製機とは比べ物にならない長いサービスライフが得られます。
別に "パソコン安全運転法" として掲出しているように、OSとユーザーデータを物理的に切り離し、それぞれを個別にバックアップしています。
バックアップデータを LAN 上に分散共有する事によってディスククラッシュやウイルスなどでどれかの PC が
"潰れ" たとしても確実に復元する事ができます。
一方、こんな事までやらないと真に安心して運用できないような欠陥だらけのシステムを世界中の素人衆に売りつけて来たMS社の責任は重大です。
Virus のために世界中でどれほどの数の人達がどれほど膨大な時間を日々無駄に費やしているか、考えるだけでもゾッとします。
最近 Windows XP だけはサービスパック2が出て幾らかはセキュリティーの改善ができたようですが、その後の成り行きを眺めていると、接続性でかなりの犠牲を払ったにも関わらずSP2自体のセキュリティーホールが出てきているし、多くのユーザが使っている
IE6/OE6 は相変わらセキュリティーのザルで、一体どこが改善されたのか、と聞きたくなる程です。
熱帯から両極地方まで、あらゆる国で今使われているPCのかなりの部分は依然として Windows 9X/Me でしょうに、そして、世界中を回流しているウイルスの大部分はこれらのPCに住み着いているに違いないのに、それらのセキュリティーサポートを早々に打ち切ろうと言うことを発表しているのは、一体どういう事なんでしょうか?
MS社は、持てる全てのリースを投入してこの恐ろしい公害を早急に解決すべき社会的な責任を負っていると思います。
競争相手を蹴落としたあと、さして必要でもないさまざまな機能を追加しては値上げを繰り返し、ついにPC本体より高いという不当な独占価格になってしまったオフイスソフトへの法外なな出費、同様に競合相手を退治した途端に進歩が止まってしまい、殆んど博物館展示物といっても誇張でないほど古びてしまったブラウザーとメーラ(IE6/OE6)
など、一私企業による "独裁専制支配" 不合理・理不尽から脱出し、"自由と民主の精神" でパソコンを使いたい、という思いから
Linux への乗換えを真剣に考え始めています。
2002年の春にリリースされた TurboLinux 8 Workstation を専
用 PCにインストールしたあと、かなり苦労して samba の設定をやりあげ、既存の Windows LAN に参加させる事ができたのですが、意外に不安定な
GUI、euc/s-jis 文字コードの相互変換の煩雑、Windows LAN プリンター認識の失敗、Linux-Windows
間でクリップボード転送ができないなど、長年掛かって築き上げてきた Windows LAN の新メンバーとするにはまだこ
なれ切っていないと感じ、途中でストップした形にしていました。
2003年の9月から10月にかけて Lindows 日本語版、TurboLinux 10 DeskTop など、Windows と馴染みの良いディストリビューションが相次いでリリースされました。
Windowsとの親和性が向上したと言う TL10D を事前に予約。 送り届けられるとすぐにインストールしました。
その後、既設の Windows LAN へのシームレスな繋ぎ込みができるまでに一ヵ月半ほど掛かりましたが、1年半の間に見違えるほどの進歩があったと思います。
ファイルの共有における文字コード変換の問題も、馴れてしまえばそれほどの障害とはならず、Linux PC をホーム LAN のアクティブなメンバーとして本格的に使って行けそうだと感じています。
事実ではあったかもしれませんが、Windows を一段低い物と見下し、あれは駄目だよと批判はしても誰でもが使えるユーザフレンドリーなものにする努力を怠っていた
Linux 関係者(の一部?)が考えを改め、Windows システムとの親和性/共存性を向上させ、Windows ユーザでも違和感がないようにアレンジしたディストリビューションを提供し始めたと言う点で、2003年は画期的な年だったと思います。
さらに2004年に入る前あたりから急に注目を浴びるようになった Knoppix が国の支援も受けて急速に改善されてきているのは非常に喜ばしい事です。
この動きが引き金となってさまざまな1CD Linux が出てきているようで、今後の発展が大いに楽しみです。
(Rev. 15 Jan., 2004; 22 feb.,
2005)
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