伊勢路Ⅱ: 阿曽-ツヅラト峠-三浦峠-始神峠-相賀(2008.10.21-24)

☆期日/山行形式: 2008年10月21-24日 シニアグループ7人での熊野古道歩き
☆2万5千分1地形図: 古和浦(伊勢11号-1)、間弓(伊勢11号-3)、
                     長島(伊勢11号-4)、島勝浦(伊勢12号-3)、
                     引本浦(伊勢16号-1)
☆まえがき
  昨年の春、VAN シニアグループの有志とともに熊野古道歩きを始めた。
初めの1年は言わば "入門編" で、春と秋の2回、熊野三山、神倉神社、玉置山、中辺路の一部など、熊野古道のハイライト部を訪ね歩く旅をした。
  "本番" はこの春から始まった伊勢路ルートのトレースで、伊勢神宮を起点として数次の歩き継ぎを行い、熊野本宮大社に到達しようとするプロジェクトだ。

  第一回目の伊勢路ウオークは5月の連休明けに行った。
伊勢神宮から大内山まで歩く予定であったが、生憎の雨に祟られて目的地までは行き着けず、手前の阿曽で終わった。

  今回はそこからのスタートとなるが、2日目にツヅラト峠を越えて山を下れば、紀伊長島の赤羽口で海沿いの国道に出る。
そのあとは紀伊半島南東部のリアス式海岸沿いとなり、2日間で一石峠・平方峠、三浦峠、始神峠を越して相賀まで行く予定だった。
内陸部と違ってまわりの景色が変化に富んでいるだろうし、足溜まりとして3連泊する紀伊長島のリゾートホテルでは、海の幸・山の幸を味わえるかも、と言う楽しみもあった。

今回歩いた部分とその周辺の地形。  主な地名を赤枠で囲んである。
古道歩きの前に行った立ち寄り山行の山域もあわせて表示している。
 (国土地理院20万分1地形図より)

(クリックすると拡大します。  適宜スクロールして要所をご覧ください)
☆行動記録とルートの状況

10月21日(晴のち曇)
        午前中は個人で松阪市内の歴史散策
        大台町で本隊に集合し、阿曽から大内山まで(13.4Km)

10月22日(曇のち雨)
        大内山からツヅラト峠を越し、紀伊長島赤羽口まで(12.5Km)

10月23日(雨ときどき曇)
        赤羽口から一石峠/平方峠、三浦峠、始神峠を越して相賀まで(21.2Km)

10月24日(雨のち曇)
        紀伊長島駅から名古屋経由で帰った


☆まとめ

  出発直前に見た週間天気予報で、ひょっとすると今回は降られずに済むかも、と言う期待もしたのだが、大雨の巣窟とも言われる紀伊半島は、そのような甘い期待を許してはくれなかった。
2日目の午後から降り始めた雨は強弱を繰り返しながら最終日まで降り続き、今回も行程の半分は雨の中、ということになった。