![]() 熊野古道小辺路[6]、熊野本宮大社-早玉大社(2006.4.15) ![]() |
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4月15日(雨) 熊野萩-三軒茶屋跡-祓所王子-熊野本宮大社-新宮早玉大社。 本宮の大祭祭典参観後、バスで新宮に移動し、名古屋経由帰還。 ☆地形図(2万5千分1): 伏拝(田辺1号-4)、本宮(田辺2号-3) <タイム記録> 熊野萩(8:00)-平岩口(8:15)-三軒茶屋跡(8:30)-祓戸王子(9:10)-熊野本宮大社(9:15)春祭式典参観-(9:45)本宮大社前バス停[10:00]=(明光/熊交バス)=[10:48]新宮権現前バス停-熊野早玉大社(10:55/神宝館見学/11:50)-(12:10)新宮駅[14:48]=(南紀84号)=[18:09]名古屋[18:57]=(ひかり382号)=[20:26]新横浜=あざみ野=宮崎台 ☆行動記録とルートの状況 |
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熊野萩は静かなオールドタウンだっだ。 たっぷり寝て疲れを癒し、気持ちよく目を覚ました。 外では シトシト春の雨が降っていた。 玉置山男は早々に出て行き、同級生ばあさんはゆっくり朝寝坊。 ゆっくりひとりで食事をして出発した。 |
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果無峠を越して運んできた傘をさして国道に出た。 10分足らずで昨日蕎麦を食べた奥熊野道の駅の前を過ぎた。 |
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緩い坂を登り、学校の横を通り過ぎた所に平岩口バス停のポストが立ち、右手の山に上がって行く車道が分岐している。 |
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国道から分かれて15分ほど坂を登った所に切通しがあり、その上を横切っている高架橋に "小辺路" と記してあった。 路壁の階段を上がった所に石畳道があった。 一段上に三軒茶屋跡の休憩舎があったようなのだが、さしていた傘の蔭で見えず、僅か進んだ所で九鬼ヶ口関所跡のゲートを潜った。 |
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中辺路道も合わさったメインストリートの参詣路に相応しく、幅広のしっかりした石畳が続いた。 |
![]() "展望台" と記した立て札があった。 左手の階段道を上がると、真下に熊野川が流れ、その先に雲取越えの山が雨雲に煙っていた。 熊野本宮大社は右下に張り出している尾根の裏側のようだった。 |
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展望台から降りたあとかなり歩いて人家のある所に出た。 最近造成された宅地のようでどの家も新しかった。 人家の間の道を進んで行くと祓所王子があった。(左) 長旅のあと、本宮にお参りする前に身支度を改める場所だったと言う。 王子を通り過ぎるとすぐに鳥居があって境内に入る。 本殿の後ろを通り過ぎ、新宮寄りから回り込んでゆくと "神門" の前に出た。 |
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門の中では大祭の儀式が終わろうしている所だった。 門構えの隅にザックを置いて祭典を参観した。 緋色の衣の大神主が挨拶をしていた。 世界遺産に登録されたばかりでなく、最近NHKの ”鶴瓶の家族に乾杯" で紹介されたりして注目度が上がっているので、これを機会に募金をし、桧皮葺の修理をしたいなど、意外に俗っぽく、既知に富んだ話が面白かった。 終わりそうでなかなか終わらない長話の言い訳に、"これは神様がしゃべり続けさせているのです" と言って会衆の爆笑を誘っていた。 |
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祭礼が終わると、神門のまわりで待ちかねていた大勢の参詣者が神前に進んだ。 それに混じって神殿に行き、僅かな怪我だけで無事に小辺路を歩かせてくれたことへ、賽銭を上げ、感謝を捧げた。 |
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ザックを担ぎ上げて石段を下りた。 参道の両側に幟が林立し、祭りの華やぎがあった。 しかし、これだけの大社の大祭にしては意外に人が少なく静かだなぁ、と思った。 参道入口の鳥居付近にも取り立てて出店などもなく、平日ながら観光シーズンの秋晴れだった前回よりかえって静かだった。 雨は降っているしこれ以上することもなくなったので早目のバスで新宮に行くことにした。 この前来たとき、デジカメのメモリーカードが満杯になってしまったため早玉大社本殿のパノラマを撮り撮り損ねている。 社殿裏側の熊野川の流れも見たいと思った。 |
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パノラマは被写体の明暗差が大きすぎ、一部に白トビが起きて失敗になったが主殿のノーマル画像は、雨に濡れた社殿の屋根が綺麗に写し取れた。 熊野川の方は社殿脇から入って行く道が見つからず次に来たときまでの宿題になった。 社殿の向かい側に左のような石碑があった。 後鳥羽上皇二十九度など、いにしえの貴人達の熊野詣での回数が刻まれていた。 |
時間があったので、神宝館を見学した。 これは熊野の歴史遺産の宝庫だった。 薄暗い展示室の中に、補陀落渡海の小船、家津美御子大神像をはじめとして、さまざまな文書・衣装・装飾品・武具など、これまで書物で見てきた多くの遺品の実物が並んでいた。 神宝館から出るとき、受付の女性に新宮の商店街の場所を尋ねた。 駅に戻る途中、何か美味しい物を食べたいと思ったからだった。 大きなアーケード街で色々な店が並んでいたが、いくらか寂れている感じもあって、シャッターが下りたままの店も目についた。 目的の食事場も、ラーメン屋、軽食喫茶くらいでこれはと言うのが見つからない。 歩いているうちに駅前広場まで来てしまった。 広場に出る角に、寿司と和食の看板を出している、いくらかましな見かけの店があったので、これがラストチャンスだと思い、中に入った 握り寿司と笊蕎麦のセットはなかなか良かった。 並びのみやげ物店で梅と葛の菓子を買って駅に行き、待合室にザックを置いたあと、広場の向かい側にある徐福寿司の店に行った。 新幹線で食べる夕食と家への土産にする秋刀魚寿司を買うためである。 一本500円、高級な食べ物ではないが甘酢で締めた秋刀魚が美味しい。 この数年、毎年一二度通って、紀勢本線沿いの景色ともなじみになった。 意外に楽に歩き抜けたとは言え、もうすぐ七十と言う老体が小辺路の山旅で疲れない筈がない。 そのせいか、かなりボヤーッとした状態になって車窓を流れている海と山を眺め続けた。 ☆関連情報 熊野交通株式会社: 0735-22-5101 http://www.kumakou.co.jp/bus/jikoku_item_7.html 明光バス(熊野古道スーパーエクスプレス): 0739-42-3005 http://www13.ocn.ne.jp/~meikobus/kodobus/index.html 熊野速玉大社: http://www2.ocn.ne.jp/~sanzan/NTTcontents/hayatama/index.htm |
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