[自己紹介]
1936年生まれ、神奈川県川崎市宮前区に居住。
40数年にわたって金属製品の物造り自動化の技術開発に関わりましたが数年前に引退。
関わっていたプロジェクト組織への恩返しなども終わって、遊びに忙しい毎日です。


  時間が自由になって一番嬉しいのは、好天日を選んで山に行き、展望を楽しみながら楽しく山を歩けるようになった事です。
十代に某山岳会に参加し、二十歳台末まで、岩と沢、積雪期登山に熱中しました。
三十台から四十台の後半の間は仕事で忙しくなり、山スキーのほかは捗々しい山行をしませんでしたが四十台の終わりに椎間板ヘルニアに罹り、そのリハビリのためにエクササイズウオーキングを始めました。
羽田空港脇の多摩川河口から奥秩父 笠取山頂上直下の "ミズヒ" まで歩いたのがきっかけとなって登山を再開し、通算30数年ほど登山をしています。
学生時代に年100日超山で暮らした事もありましたが、最近は年間50日あまり、累積でざっと千数百日ほどを山中で過ごしたことになります。

  青春時代の登山を通じて体得した未知への探究心と冒険精神とは技術開発の仕事におけるチャレンジ精神の源となりました。
中年になって再開した登山は五十台の終わりに罹った胃癌による胃部分切除から立ち直るリハビリの原動力となりました。
多少の後遺症はあるのですがそれに負けることなく、藪山・岩山・雪山からアルプス縦走まで、様様な形態の登山を楽んでいます。
どのようにエクササイズウオーキングや山歩きを行って体力を回復したのか、その過程や工夫を開示し、同病の方々のお役に立てたいと思っています。

  もうひとつ、時間が自由になって嬉しいのは、"ラジオ少年" だった昔に帰ってPC自作や "OS遊び" ができるようになったことです。
現在、特に興味を持っているのは、DOS,OS2,Linux など、新旧の "Non-Windows" 環境です。
これらと Windows 機との混成LAN構築を進めていて、現在は、家族用機を含めて合計10台程から成る、ホームLANとしては規模が大きい "Linux-Windows LAN" を運営しています。

  自作パソコンの最新機は、Mobile Atlon XP-M 2600+ を用いたミッドタワーPCです。
CPUコア電圧とクロック倍率をダイナミックに制御するソフトを利用して、低発熱・静粛で、安定したシステムが得られました。
前作はオーディオ/ビデオ専用機として組み立てた Athlon XP64 機でした。
これらによって従来主力だったソケット370機のリプレースが進んでいます。

  前者は、点けっ放しにして置く、ファイル/プリントサーバの後継ぎ候補としてテスト中です。
後の方の64Bit機は、主として、古いアナログレコードコレクションをデジタル録音するために使用しています。
24Bit-96KHz でエンコードしたサウンドデータファイルを、サンプリングレート256KHzでMP3形式に圧縮してオーディオライブラリ-を作成しています。

  最近の Linux も含めフリーソフトとの付き合いは、JUG CP/M (Japan Users Group CP/M) 以来なので、国内最長組の一員だと思います。

  多くのパソコンユーザ、特に熟年ユーザが、長年パワーユーザ達に磨き上げられてきた数々の素晴らしいPDS(パブリック・ドメイン・ソフト=フリー/シェヤーウエア)の存在を知らされず、高価鈍足怪奇なマイクロソフト・オフィスや、時代遅れでセキュリティーホールの塊のようなブラウザー/メーラーを頼りにし、その事によって貴重な時間を浪費させられているのは不幸な事です。
長年の経験を生かし、一人でも多くの熟年ユーザが、良質なPDSの恩恵に浴せるよう務めています。

  春から秋に掛けては山歩きで忙しく、十分な時間を注ぎ込めないのが悩みですが同好の士との情報交換ができるといいなと思っています。

  いろいろで多忙なセカンドライフなのですが、専門領域の経験を生かしたささやかなボランティア的活動も続けています。

  会社から離れた物造りの技術者として強く感じることは、これまで製造技術はもっぱら、市場原理における企業間競争のツールとして使われてきましたが、これからは、市場原理が齎す負の側面: 天然資源の浪費と環境の汚染、財貨・エネルギーのフローの偏在などの解消を目指す運動にとっても不可欠なツールだという事です。

  問題意識を共有する方々と議論を深め、行動に結び付けて行きたいと考えています。
  また、長年の実務経験に基づき、生産加工技術とITとの統合、センサー/アクチュエータの適用による知能加工システムなど、物造り自動化のご相談に応じる用意があります。