私の愛用 Windows ソフト (9)   Y.Saida

(Updated 30 Jan.,2009, Org.18 Sept.,2006)

◇常時使っている訳ではないが年に何度か起動して、あぁ助かったなぁ、と思うソフトがいくつかある。
そのほか、たまたま見つけたチョッと便利そうなツールなどもここへ。
内容バラバラの雑然とした一覧表だが、何かのお役に立つかも知れない。

プログラム名 機能/特徴 および 所在

かな漢字文字コード変換

NKF+Mojiconv、JME
(フリーウエアー)
  ホーム LAN に Linux 機が仲間入りしたあと、一番困ったことは、Windows と Linux とでは、かな漢字の文字コードが異なっている(euc/S-JIS) ということだった。
  そのため、文字が化けてお互いの日本語ファイルが読めない。
Linux 側には "nkf" コマンドがあって比較的容易に対処できるのだが、 Windows 側の "通訳" 探しには少し手間が掛かった。
さいわい、以前 Windows の nkf.dll をダウンロードしたのがディスクの片隅に残っていた。
 そのユーザインタ-フェース プログラムを捜してみたところ見付かったのが "Mojiconv" だった。 少々頼りなげな感じだが充分に用は足せる。
NKFは  http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se031296.html
Mojiconvは  http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se039139.html
にある。

  最近、JME 文字コード変換(jme65.lzh) と言う同種のソフトが偶然見付かった。 作者の HP を見た範囲では力がありそうだし、起動したときの顔つきにも好感を持っているのだがまだ使い込んでいないのでコメントは避けたい。 興味のある向きは下の URL を参照。
 (http://www3.airnet.ne.jp/saka/)


文字コードの問題は結局、Windows の方を UTF-8 に移行してゆく方針にした。


クリップボード読み上げ

Clipboard Speaker
(フリーウエアー)
  目が疲れたとき、クリップボードデータに取り込んだ文章を読ませる "読み上げ機" に PC を仕立てられないかと一時かなりの時間をつぎ込んで調べたことがあった。
  高価で大型の商用アプリでも小さなフリーウエアーでも大した違いはないらしいという結論に到達したので、PDS アーカイブから拾い出してきたこのミニアプリを使うことにした。
  MS 社の Speech Engine のユーザインターフェイスなので、それを内蔵している Windows 2000/XP なら簡単にインストールできる。
  下のアドレスから入手し、作者とのメール交換もしたのだが2005年3月現在、所在不明になっている。
 (http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se099979.html)

  同種の読み上げソフトとして現在提供されているものに、"楽SpeechS”: 
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se306183.html
や、"おしゃべりテキスト": 
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se201341.html
などが見つかっているのだがまだ味見をしていないため、ノーコメント。


オフイススイート
OpenOffice.org

(フリーウエアー)
MS Office と高いコンパチビリティーを持つ超横綱級のフリーソフト。
日本語モードでは扱い易くなかった V1.X から付き合い始め、V2.X になってどうにか使い物になりそうだと感じ、V3.X になってこれなら十分行けるのではと思うようになっている。
  特に、PDF との馴染みが良いところが長所で、V3 から利用できるようになった PDF 編集はかなり有用だ。
今後、MS Office2007 と競合してゆくようになるだろうが、こちらはさすがに本家らしく洗練された UI を備えているが、あまりにも何でもかでもできるようにしすぎた結果、使いもしない機能のために何万円も払わされるパターンになっているのが口惜しい。
  (http://ja.openoffice.org/index.html)

  多数のギャラリー用画像、テンプレート、作例を追加するための"OpenOffice.org ドキュメントプロジェクト" や、さまざまなクリップアートをアーカイブを構築しようとする "OpenClipArt" ライブラリープロジェクトが活動しており、オフイスソフトにおける脱マイクロソフトはひとつのムーブメントになってきているのではないかと感じる。


ウエブサイトモニター
WWWC

および
Website Explorer
(フリーウエアー)
"WWWC" は所謂ウエブサイトチェッカーである。
窓の杜のソフトウエア紹介文は次の通り。
"指定したホームページの更新情報をチェックしてくれるソフト。ファイルサイズやタイムスタンプ情報などから更新されたかどうかを高速にチェックしてくれる。よく見るホームページや、自分の使っているオンラインソフトの作者ホームページを登録しておけば、更新されたページだけWebブラウザーで確認できて便利。Webブラウザーで閲覧中のページをインポートして、素早く登録できる。常駐させて定期的に再チェックすることも可能だ。"

  類似のユーティリティーとして梅ちゃん堂が出している Website Explorer がある。  最新版はVer0.9.9.8 β 40 (2007/7/7) だが間もなく正式リリースになると言う。  入手は、
http://www.umechando.com/webex/index.html
からでき、VISTA 機でも問題なく走行する事を確かめている。
しばらく前にウエブサイトを行った Asahi-net から Geocities へ引越した際、使用文字の規約が異なっていたなどのため多数のリンク切れが発生したが、それらのチェックに非常に役立った。
外部へのリンク切れチェックや、サイトコンテンツのバックアップなどにも欠かせない。


レジストリカスタマイザー
窓の手

窓使いの友、
および
いじくるツクール

(フリーウエアー)
  レジストリーファイルを編集する事によってWindows の設定を自由に変えられることは分かっているが、下手をすれば起動不能にしてしまうリスクがある。
そのような危険を冒すことなくレジストリーの設定を変更できないか、と言うアイデアで開発された "窓の手" を使っていたが、2004.05.15 以降、リビジョンがストップしている。
  その衣鉢を継いでか、"窓使いの友"(Winamigo) と言うツールが出ていたがこれもサポートが止まている。
現在は "いじくるツクール" というのが現役で活発にアップデートされており、常用機に導入している。
多数の機能項目設定メニュ-の集合体のような作り方をしたレジストリー設定変更ツールで、VISTA も OK、至極安全に Windows の設定を変更できる。


改良形デフラグツール
すっきり!! デフラグ

(フリーウエアー)
  ディスクのフラグメンテーションは、ユーザデータが収容される "My Document" をシステムドライブから切り離し、別のハードディスクに置いてあるため、比較的起こり難いのだが、それでもさまざまな一時ファイルが書き込まれるので時たま "清掃作業" を行っている。
"すっきり!! デフラグ" は Windows を最小規模で立ち上げてデフラグを実行し、それが終わったあと自動シャットダウンをしてくれる便利なツールだ。


消去ファイル復元
DataRecovery
(フリーウエアー)
  うっかり消去してしたあと、シマッタと思ったときに "ごみ箱" の中を検索し指定のファイルを探し出してくれる便利ツールとして復元が長い間、フリーウエアとして重宝されていたが、日経PC21(2006/11)で紹介された頃に PDS ライブラリーから姿が消え、シェヤーウエア版(\2100)に切り替わり、 Vector などから購入しなければならなくなった。

  今、これに代わるものとして、DataRecovery が知られてきており、現在はこれが唯一の国内版復活ツールと思われる。


ファイル検索ツール
探三朗
(フリーウエアー)
   テキスト・ファイルの検索なら grep でほとんどすべて賄えるが MS Office や PDF ファイルを探し出すのは大変だ。
このフリーウエアは、パソコン内に保存されたWORD,EXCEL,PDF,HTMLなどのファイルに対してファイルの中身も含めた全文検索を実現した手軽なツールだ。
Google Desk Top のような大掛かりなものではなく、ファイル探しの必要が生じたときにチョッと動かして使う、という主旨の便利なミニアプリだ。

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