|
|
お断り: このページで紹介しているソフトは、場合によってはシステムに重大な不具合や故障を引き起こす危険性がないとはいえません。 提供情報のご利用は自己責任でお願いします。 | |
◇ハードウエアの監視/制御に関連するソフト この種のツールを本格的に使い出したのは2005年からである。 当時秋葉原の一部の店で入手できた Mobile Athlon CPU を使った自作機に、CPUコア電圧とクロック倍率を制御するソフトを仕込んでみたのが始まりだった。 その結果が良かったので、それ以降の自作機はすべて CPU 制御付きとなった。 現在の常用機の CPU は AMD SE4850 で、C'&Q 制御がビルトインされているが、CPU 制御のほか、ハードディスクをはじめとする周辺機器の監視も行い、突然故障に襲われる危険を減らしている。 |
|
プログラム名 | 機能/特徴 および 所在 |
ハードディスク監視 HDDHealth ほか (フリーウエアー) |
2002年の春先に、ホームLANサーバのハードディスクが突然クラッシュした。 幸いバックアップが取ってあったので、新しいドライブに交換し、翌日には回復することができたのだが、どうにかしてこのような故障を事前に察知し、事前の対策ができないものかと思ってあちこち探した結果、"PANTERA Soft" というソフトハウスから "HDD Health" と言うフリーソフトが出ているのを見つけた。 HDDが備えている S.M.A.R.T (Self-Monitoring and Reporting Technology) 機能から情報を得て作動状況を監視し、トレンド解析によって故障がおきそうな時期を予測する常駐プログラムである。 相性が良くないメーカもあるが、この監視ソフトの導入によって、ハードディスクの状況が分るようになり、安心感が得られた。 そのあとも良いものはないかと、時折眺めていたら、"HDDlife" や "HD tune" (◎)などが見つかったので味見がてら、テストきなどに入れてある。 最近、下記 CrystalCPUID の作者が "CrystalDiskInfo" (◎) と言う、開発したハードディスク・モニターが評判になっていることを知ったので、常用機に入れてみた。 S.M.A.R.T 情報を監視するという点では、ほかの同種ソフトと同じだが、ユーザインターフェースがとてもよくできている。 USB/IEEE 1394 接続の外付けディスクにも対応しているのが特徴である。 |
CPUクロック/電圧制御 ◎ CrystalCPUID (フリーウエアー) |
AMD製、Cyrics 製などのCPU動作状態をモニターするとともに、コア電圧とクロック倍率を、負荷に応じて自動的に制御できる機能を備えたソフトである。 Mobile Athlon XP-M 2600+ を使って、早くてクールなPC (CoolPC) の自作に成功した。 モニター機能が表示する数値が時たまおかしくなったり、時たまエラーで落ちてしまったりすることはあるが、PC自体の動作には支障はない。 開発者の個人サイト: Crystal Dew World に行くとさまざまな関連情報が手に入る。 |
CPU負荷、温度等監視 Mother Board monitor 5 (フリーウエアー) |
Mother Board Monitor はマザーボードに搭載された電圧センサー、温度センサー、ファン回転センサーなどの状態を監視・表示する常駐ソフトで、あらかじめ指定しておいた許容範囲を超えるとダイアログを表示させたり、アラームを鳴らすことができる。 CrystalCPUIDと併用し、ディスプレイの隅にCPU負荷と温度、ファン回転数などを表示させている。 作者のホームページは、http://mbm.livewiredev.com/ だが窓の杜の下記アドレスに簡潔な説明と日本語化パッケージの紹介がある。 http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/12/19/mbmjapanese.html |
CPU、HDDの温度およびファン速度監視 ◎Speedfan (フリーウエアー) |
SpeedFan は、その名の通り、クーラファンの回転数を自由に調整するソフトだが、システムモニタ機能も持っていて CPU温度、コア電圧、CPU使用率、メモリの情報なども表示できる。 インストール直後は英語モードで立ち上がるがセットアップで指定すればすぐ日本語モードに切り替わる。 上記、3本のモニターソフトに対して利用価値があると思っているのは、 "チャート" 表示モードで温度の時系列変化を図示できる事だ。 2006年の夏は我が家の新しい LAN サーバにとって初めての高温多湿環境だったのでハードディスクの温度上昇ががどの程度になるか注目した。 冷却ファンを付けたメインドライブは max 47℃ 程度でマズマズだったが、バックアップドライブが 48℃超になる事が分かったので、急遽冷却ファンを挿入し、メインドライブ‐1℃程度に抑えることができた。 |
ページの先頭へ | |