五島列島の小島と教会を巡る (2022.5.8-11)

(β版)

 

☆期日/天気/山行形式: 2022年5月8-11日/3泊4日島巡りツアー

☆国土地理院地形図

  20万分1 地形図: 長崎、福江、、富江

☆まえがき
 五月晴れの青空のもと、若葉が薫る季節になりました。
2年余りも続いていているコロナ感染対策が緩められ、国内旅行が自由になりました。
、大腿骨頸部が折れた右脚もかなり回復したので久し振りに長旅をと、あれこれ考えたり探したりした結果、生活クラブ系旅行会社主催の五島列島ツアーに参加することにしました。
 五島は、平戸の南西45Km から長崎の西80Km の海上に、大小152もの島々が100Km ほどにわたって連なっている列島です。

 火山島の侵食・沈降によって形成されたリアス式海岸の深い入江を持つ島々の景色は外海にも関わらず瀬戸内のように穏やかでした。
小さな入江の奥にある村々は、豊臣時代から徳川を経て明治の初めまでの長い間、 隠れキリシタンの住処で、普通の村だったら鎮守の社がある所に、様々な意匠を凝らしたカトリック天主堂がありました。
五島内に60箇所近くもあると言われている天主堂はいずれも、明治6年(1873)の禁教解除以降に建てられたものですがその一部が長崎と天草地方の隠れキリシタン関連世界遺産の展示館として利用されていました。
現在、五島列島住民の20数%がキリスト教に復帰したカトリック信者だそうですがその他に隠れキリシタンの信仰スタイルを守り続けている人達もいるそうです。
ちなみにプロテスタントの教会は小規模な礼拝所が1箇所あるだけという話でした。

☆五島列島ツアーの全行程図

 ルートマップを拡大表示

★ルート線は携帯端末内蔵 GPSで記録
    した実際の行動軌跡です。
     主な地点マーカには、その地点で撮った
    写真のサムネイルを参照するリンクが埋
    め込まれています。
     マーカの位置は現地で確認・補正して
    おりますが GPS 自体のエラーは残留
    しています。

ルートマップ復元用 kml

★何らかの原因によって上の Google
    Map へアクセスできなくなったとき
    は、このリンクから kml ファイル(ZIP
    書庫)をダウンロードして下さい。
    次に、Google Maps に行って自分用
    の Google MyMap 作って下さい。
     この空白 MyMap に kml ファイルを
    インポートすればもとの地図がき復元
    します。


福江島 鬼岳の展望  (画像をクリックすると拡大スクロール)

☆日毎の行動の概要

日毎の行動は下の通りです。
それぞれの {日付: タイトル] をクリックするとその日の詳細な記録が表示されます。

5月8日: 羽田から長崎経由、五島福江空港へ。
      堂崎天主堂、水ノ浦教会、高浜海水浴場を回って福江に宿泊


5月9日: 福江港から中通島奈良尾港へ。 カトリック桐教会、若松大浦教会を回ってえび屋で昼食。
      カトリック大曽教会、冷水教会、矢堅目公園・塩工場、青砂ヶ浦教会を回ってリゾート
      ホテルマルゲリータに宿泊。


5月10日: 江袋教会、中知教会を訪ねたあと津和崎港から野崎島に渡り、旧野首教会を拝観。
       中通島に戻って麺's はまさきで昼食のあと、旧鯛ノ浦教会で隠れキリシタンの遺物を
       見学したあと頭ヶ島に渡り頭ヶ島天主堂を拝観。


5月11日: 若松港から海上タクシーで出航。 若松島南岸にあるキリシタン洞窟などを見ながら南下。
       奈留島に立ち寄って江上天主堂。 久留島で旧五輪教会を拝観したあと福江港へ。
       福江の和食料亭 sagara で昼食のあと五島氏庭園と隠殿、明星院、鬼岳展望台を
       回って福江空港へ。 福岡空港を経由して羽田空港に帰った。



☆おわりに
     3泊4日の旅の行き帰りは久しぶりの空路の旅でした。
五島の玄関口となる福江空港と長崎・福岡との間には今どき珍しい双発プロペラが運行されていました。
低空を飛ぶ飛行機からの絶景を久しぶりに眺められたのは、とりわけ楽しいことでした。

 ツアーの参加者は20名でしたが昨秋以来、何度か参加している JR系ツアーよりひと回り年代が若く、独り者は僅か3名でした。
 寡夫はただ一人でしたが、二人の女子会の仲間に入れて貰てたのはとても、ありがたいことでした。
いつもの男仲からは間く事ができない生活の知恵のあれこれを伝授して頂きました。
 ツアー会社のコンダクター、複数の地元ガイドは、これぞプロと感心した知識と心配りでした。
お陰で五島の歴史、地理、交通などについてとても多くのことを学びました。

ページ先頭へ