![]() 沼津 横山-八重坂峠-香貫山 (2016.10.13) ![]() |
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☆期日/天気/山行形式: 2016年10月13日(曇) 単独半日立ち寄り山行 ☆地形図(2万5千分1): 韮山(静岡2号-2)、三島(静岡2号-1)、沼津(静岡2号-3) ☆まえがき 修善寺に泊まる会合があったので朝早く出発して沼津まで足を延ばし、以前の山行で歩き漏らしたままになっていた沼津アルプス北端部の横山から香貫山への尾根伝いをしました。 あいにくの曇り日で、富士山や愛鷹山などの高山はみな雲の中でしたが、駿河湾を囲む海岸線や西伊豆の山並みの展望を楽しみました。 |
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![]() 芝佳展望台から見た沼津アルプスの山並み (画像をクリックすると拡大スクロール) |
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☆行動時間 宮崎台[6:57]=(東急線)=あざみ野=(横浜市地下鉄)=新横浜[7:46]=(新幹線 コダマ635号)=[8:19]三島[8:27]=(JR東海道線)=[8:34]沼津駅/南口バスターミナル[8:55]=(東海バス)=[9:19]沼津商業学校前(9:24)-横山峠(9:35)-PK144(9:51)-横山182m(10:00/05)-八重坂峠(10:30/37)-桜台分岐(10:50)-香貫山(11:25/30)-展望台(11:35/12:00)-黒瀬(12:35)-(13:05)沼津駅=(JR東海道線)=三島=(伊豆箱根駿豆線)=修善寺{ラフォーレ修善寺泊} ☆ルートの概況 小さな山ふたつだけの半日行程でしたが、夕方から修善寺で行われる会合の世話役を受け持っていたので午後の半ばにラフォーレ修善寺に行き着く必要がありました。 朝の早い時間の新幹線で三島へ行き、沼津駅前のバスターミナルを9時前に出るバスで登山口の沼津商業高校前バス停に向かいました。 高校生の通学路線で始業時間を過ぎていたためか乗客はごく少なく、途中から乗ってきた地元の人達を含めても最大7、8人ほどにしかなりません。 その人達もみな途中で降りてゆき、沼商前バス停に着いたときは最後の一人になっていました。 |
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商業高校裏門の先で道路が二股になっている所でバスを降りると、向かい側から山に向かってゆく道の入り口の角に「横山峠登山口」の道標が立っていました。 「皇太子御来山」と記したプレートが誇らしげに取り付けてあります。 |
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住宅と山の間の坂を登った所から山道に変わりました。 森の入口に 「マダニに注意」 と記した白い立て札が立っています。 右手に登ってゆく古い峠道と思われる幅広の土道を進むと、右下に今しがた通ってきた町の家並みが見えました。 |
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ひと登りで横山峠に登り着きました。 尾根筋を通っている道と峠越えの道の交差点の角に沼津アルプスの道標が立っていました。 |
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右折して北に向かうと西側の森の隙間から駿河湾方面がチラリと見えました。 |
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暫く緩やかに登って行き、地形図に 144m と記入されているピークが近くなるとルート標識を兼ねた固定ロープが張られ、右手に曲がりながらやや急に登るようになりました。 |
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固定ロープが終わると傾斜が緩み、144m 峰の頂上に上がりました。 ごく小さな平地で常緑樹の密林に囲まれ、展望はありません。 |
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僅か下って行った所に浅い鞍部があり、左の写真のような標石がありました。 |
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鞍部の先から固定ロープが張られた急登を登り上げると、地形図に 182m と記入されている横山の頂上に登り着きました。 細長い高みで、まわりは濃密な常緑樹林のため遠くは見えませんが、落ち着いた雰囲気が漂っていて良い休み場でした。 |
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横山の先の下降路の始まりは至極穏やかで平らな尾根道ですが、少し進んで右手に曲がると突然急降下になります。 沼津アルプス「お得意」の急降下で、濃密な常緑樹の中の露岩と木の根がミックスした足場の悪い下降路は、高度感こそありませんが、丁寧に整備された固定ロープがなかったら、なかなかシンドイ下りになになるに違いありません。 |
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70~80m ほどと思われる長い固定ロープが終わると傾斜が緩み、左のような穏やかな道になりました。 |
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下の方から峠の道路を走る車の音が聞こえて来るようになると間もなく八重坂峠の車道に飛び出しました。 道路に降りた所から振り返ると、左のような沼津アルプスの道標が立っています。 |
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道標には、「西に 100m 程進むと香貫山入口」 と記されていましたが、実際は 200m ほどゆく必要がありました。 |
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すぐ先に八重坂峠バス停のポストが見える所まで進んだ所の道路の向かい側の石垣を登ってゆく道があって石垣の上に沼津アルプスの標識が立っています。 車の交通が多いので注意して道路を渡りました。 |
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道標の脇からひと登りすると左手から登ってきた舗装車道に出合いました。 右折してゴミ不法投棄禁止の看板の前を通過し、緩やかに登ってゆくと水道の水源地と思われる平地を見下ろす所があり、その先の谷向いに最前越えてきた横山が見えました。 |
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左手に曲がってゆくと休業しているゴルフ練習場があり、そのクラブハウスの先へ僅か進んだ所から右手の山に上がってゆく歩道が分岐していました。 |
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歩道に入ってひと登りすると舗装路に出会い、角に立っている道標に従って左折すると山の肩を巻いて進むようになりました。 |
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僅か進んで道が右に曲がっている所に小平地があり、カーブ先端の左脇に東屋が建っていました。 地元の人達の溜まり場になっているようで、何人かが楽しそうに話をしていました。 |
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東屋の角の先 30m ほどの所に左のような丸太階段道があり、入口に「八重象山」の記した道標が立っていました。 入ってみるとすぐに尾根の背を通っている遊歩道に出合い、左折して平坦な道を進んでゆくと右手に視界が開け、駿河湾の展望が広がりました。 |
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八重象山頂上はピークと言うより平坦な尾根の背の展望所と言った方が良さそうな場所でした。 東屋が建っていたのでその脇の尾根の背に上がると下のように駿河湾を見渡すことができました。 右手は電波塔が立っている香貫山頂上です。 |
![]() 芝八重蔵山東屋付近から見た駿河湾 (画像をクリックすると拡大スクロール) |
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![]() (クリックすると拡大) |
東屋の北側の草原は一面シャジンのお花畑になっていました。 人工的に増やしたものでしょうが、あまり手をかず自然な感じになっているのが良いと思いました。 |
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お花畑の北側にクロモジの大木が立っていました。 |
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来た道を戻って山の左側へ入ってゆく歩道に入ると、行く手の林の上に電波塔が見えてきました。 |
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すぐに舗装車道に出て僅か進んだところから左手に上がってゆく丸太階段道を登ると香貫山三角点峰です。 |
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短い登り坂の上が 193m の香貫山頂上ですが、天辺を電波塔の機器棟が占領し、そのまわりを金網柵が囲んでいます。 |
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もと頂上にあったと思われる三角点標石が脇に押し出されたような感じで電波塔敷地の隅ッコに据えてありました。 |
![]() (クリックすると拡大) |
柵に沿って左手に回り込んで柵囲いの角まで進むと視界が開け、沼津アルプスの山並みを縦観することができました。 この山並みは地殻変動で陸上にせり上がった海底火山なんだそうですが、まっ平らな平地の中にいきなり突き出したような形になっている山の形が珍しいと思いました。 |
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ひと下りで「夫婦岩・香陵台」へ下って行く道に出合いました。 そちらには行かずに左折するとすぐに最前歩いてきた舗装車道の続きの所に出ました。 |
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右折して先に進むと行く手に展望台が見えてきました。 |
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展望台の麓からコンクリートの階段を登ると広々した園地に出ました。 園地の北側に立っている展望台は電波塔を利用したもので、芝佳展望台と呼ばれているそうです。 あいにくの曇り日で、富士山、愛鷹山、箱根山などの高い所はみな雲の陰でしたが、駿河湾と沿岸の平野が一望でした。 空気が澄む冬の晴れ日に再訪し、山並みを眺めてみたいと思いました。 |
![]() 芝佳展望台から見た駿河湾の眺め (画像をクリックすると拡大スクロール) |
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電波塔の袂には、フィリッピン・プレートと本州プレートの衝突によって駿河トラフが形成され、駿河湾ができたことを分かりやすいイラストで説明した看板が立っていました。 南アルプスもこの地殻運動によってできた山なのだそうです。 |
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電波塔の横手には、六大州を象徴する正六面体のオブジェが据え付けてありす。 丸い穴の中に、駿河湾から愛鷹山、富士山、箱根山などの青銅製ジオラマが収められています。 |
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ここまで順調に歩いて来られたお陰で時間的な余裕が得られました。 展望台の袂の野外ベンチで景色を眺めながら長い休憩をしました。 下山路は先ほど歩いていた舗装車道の続きで、頂上の下を東に向かって斜めに降って高度を下げたあと、北に向かう緩やかな尾根に沿って下ります。 |
![]() (クリックすると拡大) |
市街地が近くなった所に十字路があり、その筋向かいが香陵台と呼ばれている園地になっていました。 手前側に香陵台無料休憩所、向こう側に慰霊平和塔と呼ばれている五重塔が立っています。 |
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休憩所で沼津地域の観光案内地図をもらったあと沼津駅に向かって出発。 園地の下に回り込むと黒瀬まで 200m と記した道標が立っていました。 |
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道標の脇から入ってみたら常緑の灌木に覆われた尾根の背を緩やかに下ってゆく山道でした。 |
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麓に近い所で谷溝を回り込んで高度を下げると手摺のあるコンクリート道になり、下の方に家並みが見えてきました。 |
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急な階段を下って民家の脇に降り立ち、山と家の間の路地を通って黒瀬の道路に出ました。 登山道入口には左のように分かりやすい看板が立っています。 沢山の車が走っている黒瀬の道路に沿って西へ 300m ほどで黒瀬橋の袂に着きました。 |
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車道と歩道とが並行したふたつの橋に分かれている橋を渡ると沼津警察署の横で、そこから駅までは 1Km あまりのノンビリ・ウオークになりました。 最後の部分はすっかりノンビリ・ムードになりましたがそれでも想定していたより早い時間に駅に帰り着くことができました。 駅ビルの 2階に上がってみたら手頃な麺屋があったので恒例の「下山蕎麦」をゆっくり食べたあと東海道線で三島に戻り、修善寺に向かいました |
<ルートの詳細> ![]() ![]() |
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☆おわりに 酷暑の夏のあと、秋口の天気が悪かったため、捗捗しい山行が出来ずにいたので、小低山の半日コースで体調のチェックをしてみたところ、思ったより順調に歩けました。 ただ、身体の方は結構疲れたようで、事後の養生がいい加減だったこともあって、夕方から風邪気味になりました。 喉・鼻が痛くなったので風邪薬を服んだりうがいをしたりしてどうにか本式の風邪になるのだけは防げましたが、翌日の夜、戸田に泊まって西伊豆歩道の戸田-井田-大瀬崎コースを歩く計画は中止し、家に帰りました。 |
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