直線上に配置

新穂高温泉-三俣蓮華-鷲羽-野口五郎-葛温泉[5]
(2002.9.23-27)

山行一覧表にもどる

9月26日
    水晶小屋の下から荒れた赤岩の尾根を急降下して東俣乗越に降り立ち緩やかな黒部源流を見下ろしながら進んで行くとすぐ下に五郎池が見えてきた。 谷越しに立山、剣が並び、その左手に五色ヶ原が見えている(写真上)。 湯股へ下る竹村新道分岐から真砂岳の肩を捲いて行くと野口五郎岳(2924.3)が近付いてくる。 頂上に人影が見え、取付のコルまで進んだ所で若い二人組と遭った。 今朝烏帽子小屋を出発し三俣小屋まで行くのだという。 小屋へ通じる捲き道を進み、行過ぎかかった所から僅かに砂礫の斜面を登って登頂。
9月27日
    犬山熟女達とブナ立尾根を下った。 歳に似合わぬ元気で花よ紅葉よ茸よと賑やかだった。 天気は下り坂になっていたが幸いにも降られずに済んだ。 三角点から携帯でタクシーを予約し、葛温泉で汗と垢を流したのち信濃大町に出て午後の特急アズサで帰った。
<コースタイム>
烏帽子小屋(6:20)-R(6:40/45)-三角点(7:25/30)-R(8:05/20)-濁沢(9:50)-高瀬ダム(10:20/25)=葛温泉高瀬館(10:40/11:50)=信濃大町駅(12:10/14:24)=八王子(17:53/18:04)=長津田=宮崎台
 特徴のない平頂だが展望は素晴らしく、すぐ先のコルにある野口五郎小屋(2865)の先の方に針ノ木から後立山連峰、白馬を経て朝日岳までの峰峰を縦観できた(写真下)。
 小屋の近くで熟年二人組と出遭った。 水晶小屋が閉まって三俣まで行かなければならないのを辛がっていた。 三ッ岳(2844.6)はほとんど登りがないままに通過。 烏帽子小屋を見下ろす白砂青松の台地の上で最後の休憩をする。 尾根を下って、ヒョウタン池の脇からひと登りすると烏帽子小屋に着く。 午後はたっぷり時間があったので即席パスタと濡れ煎餅、コーヒで美味しいお昼を食べた。
 午後の半ばに到着した犬山熟女組には林檎と干しバナナを振舞った。
<コースタイム>
水晶小屋(6:30)-東俣乗越(7:15)-PK2833先(8:15/25)-湯俣分岐(8:45)-野口五郎岳(9:30/45)-R(10:40/50)-三ツ岳(11:25)-台地上(11:40/50)-(12:40)烏帽子小屋